コンバージョンファネルの簡単ガイド

dropshippingxl intro blog

ビジネスをうまく運営するには、訪問客の購買プロセスをしっかりと把握することが重要です。需要のある商品を販売しているからといって、必ずしも購入してもらえるとは限りません。コンバージョン率の上げるには、コンバージョンファネルの理論をきちんと理解する必要があります。

コンバージョンファネルに関する情報は、混乱してしまうほど沢山あり、業界や専門家によって使用される用語には多少違いがあります。本記事ではコンバージョンファンネルの基本情報をご紹介します。

コンバージョンファネルとは?

コンバージョンファネルは、購入者が商品注文に至るまでに経たプロセスや段階を理解する方法です。商品購入をゴールとしたファネルは、アッパーファネル、ミドルファネルとローワーファネルという3段階のレベルに分かれています。

アッパーファネルは、商品購買プロセスの始まりの段階を指します。この段階では、訪問客はまだ必要な情報を得ていない状態です。さまざまな商品やブランドを試し、どのブランドが自分に合っているのか試行錯誤を繰り返します。

ミドルファネルは、訪問客が必要な情報を得た段階を指します。商品のメリットやデメリットを理解するために、訪問客はパンフレット、電子メールキャンペーンなどの資料を求め、情報収集や調査を実行するかもしれません。ミドルファネルの最後にたどり着いた消費者は、ブランドだけでなく商品に関して十分な知識を持っています。訪問客が他の商品やブランドを無視し始める段階でもあります。

購買プロセスの第3段階目であるローワーファネルでは、ユーザーは商品に関するレビューや口コミ探し始めます。そして、ついに商品を購入するのかどうかを決定します。

コンバージョンファネルの最適化

コンバージョンファネルは、AIDA(アイダ)モデルに基づいています。AIDAモデルは、Awareness(注意)、Interest(興味)、Desire(欲求)、Action(行動)の4つの頭文字を取っています。すべての訪問客がファネルの最終段階までに到達するわけではありません。初期段階で立ち去る訪問客もいれば、ファネルの最終段階で去る方もいます。ドロップシッパーとして、トップファネルからローワーファネルまで訪問客がスムーズに進むようにプロセスを促進することが重要です。

注意(Awareness)

最初は、訪問客はさまざまなマーケティングチャネルを通じてサイトを訪問します。この段階では、訪問客の入口導線を観察することが大切です。もっと詳細を求めている訪問客の割合は?

ドロップシッパーとしては、なるべく多くの訪問客を惹きつけたいもの。だからこそ、訪問客の誘導経路や入口を把握する必要があります。SNSチャネル、広告、コンテンツマーケティングキャンペーンなどを活用してストアの認知度を高めましょう。

興味(Interest)

サイトへのトラフィックが増えてきたら、次はサイト訪問者の関心を集めることに集中します。そのためには、魅力的なコンテンツ、印象的なサイトデザインや断れなくなってしまうオファーを活用しましょう。

欲求(Desire)

次のステップは、潜在的客の信頼を得ることです。トンネルの奥まで前進させるには、質の高いリードを育成する必要があります。自分の能力を反映した一連の電子メールを作成しましょう。

行動(Action)

この最終段階では、訪問者や見込み訪問客を訪問客にコンバートしていきます。潜在的訪問客のほんの一部しか、このファネルまで到着しません。見込み客をコンバートするには、コールトゥアクションを追加します。

放置されたカートが多発している場合、その背景には数多くの原因があるかもしれません。たとえば、訪問客は他の商品を確認したり、提供価格を比較したりしている可能性があります。しかし、訪問客が戻ってくる確率はまだ残っています。メールマーケティング、プッシュ通知、リターゲティング広告などといったコミュニケーションツールをお試しください。

dropshippingxl intro blog