ドロップシッピングから得た利益の帳簿付けは、事業の損益を測定し予算を管理するのに欠かせません。手動または専用ソフトウェアを活用して実行できます。自分の手で簿記を行うには、ExcelやGoogleシートなどのスプレッドシートに直接入力し、利益・損失・費用が記載された損益計算書を作成します。
お金がかからない分、こういった会計処理手順は非常に時間がかかります。中小企業では、一般的に会計ソフトを使用して正確かつ迅速にお金の流れを記録しています。
中小企業向けの会計ソフトウェアプロバイダー6選
FreshBooksは中小企業に最適な会計ソフトです。クラウドベースのソリューションであり、タブレットやモバイルデザイスなど、すべての端末で操作可能です。FreshBooksは、6つのスティーヴィー・カスタマーサービス賞をはじめ、今まで数々のアワードを受賞したサービスで、ForbesやThe Huffington Postでも紹介されています。
QuickBooksは、この業界で定番の会計ソフトです。QuickBooksは、TrustRadiusの2021年度「最高評価の会計ソフトウェア」を始め、数々のアワードを受賞しています。クラウドベースのアプリ以外にも、オンプレミス型の会計ソフトウェアも提供しています。
Xeroは、信頼性の高いクラウドベースの会計ソフトウェアとして世界中で認められています。「技術」「持続可能性」「コミュニケーション」の観点で評価され、2021年だけで10のアワードを受賞しています。
Windows専用のアプリSage 50 Cloud Accountingは、中小企業向けの洗練された簿記機能が特徴です。Windowsのみに対応しているため、AppleやLinuxでは動作しませんが、より高度な会計機能を要する事業にお勧めです。主にパソコン向けですが、一部の機能はクラウドからもアクセス可能です。
エディンバラに拠点を置くFreeAgentは、NatWest Bankによる会計ソフトウェアで、英国の中小企業を対象としています。評価は高く、2020年の「優秀財務ソフトウェア賞」で3つのアワードを受賞しています。このモバイルアプリは、2021年のAccountingWEBソフトウェアアワードの「最優秀データ・予算管理 ソフトウェア製品 」部門で受賞しています。
Clear Booksも英国中小企業向けの会計ソフトウェアです。このクラウドベースのアプリは、日々進化を遂げていることで知られています。業界での評判がよく、Clear Booksは2020年の「中小企業会計ソフトウェア」および「データ&予算管理ソフトウェア」賞のファイナリストになりました。
ドロップシッピング事業がいくら小規模であったとしても、はじめから会計ソフトウェアを活用することで、帳簿管理をスムーズに行うことができます。全て手入力でスプレッドシートを更新するのを苦痛に感じても仕方がないでしょう。正確で信頼性の高い会計管理を行うことで、ドロップシッピング事業の運営を簡潔化できます。
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